【大学駅伝】東海大の連覇か、青学大と駒大の王座返り咲きか、“3強”を早大、順大らが追う/第52回全日本大学駅伝

 第52回全日本大学駅伝は11月1日(日)、愛知・熱田神宮西門前をスタート、三重・伊勢神宮内宮宇治橋前をフィニッシュの8区間106.8kmのコースで開催される。

 コロナ禍で10月の出雲駅伝が中止となったため、男子ではこれが今季最初で最後となる全国規模の学生駅伝。出場校は前回8位までに入ったシード校の東海大、青学大、駒大、東京国際大、東洋大、早大、國學院大、帝京大、それに各地区予選を勝ち抜いた17校。なお、今回は日本学連選抜と東海学連選抜のオープン参加が見送られた。

 駅伝日本一の座を懸けた、学生たちによる熱き戦い。各校の戦力を分析し、優勝争いやシード権(8位以内)のゆくえを占うとともに、レースの見どころを紹介しよう。

平均タイムでは駒大がトップ。青学大、東海大と“3強”を形成

 各校の戦力を図るため、有力校(関東15校+前回12位の立命大)のエントリー選手14名の5000mと10000mの自己ベスト上位8人の平均タイムを算出した。そして両種目のランキングを得点化したものが以下の表だ。

【総合力評価】
駒  大  4(2―2)
早  大  7(4―3)
青 学 大   8(1―7)
順  大  8(7―1)
明  大  10(5―5)
東 海 大   11(3―8)
東 洋 大   15(6―9)
日  大  18(14―4)
東京国際大 19(13―6)
帝 京 大   19(8―11)
山梨学大  21(9―12)
中央学大  22(12―10)
國學院大  23(10―13)
立 命 大  26(11―15)
城 西 大  30(16―14)
日 体 大  31(15―16)
※2種目のランキングを得点化して合計(同順位は按分)
※カッコ内の数字は左から5000m、10000mのランキング
※留学生が2人いる場合は1人のみ反映

これらと過去の実績などを総合すると、今大会の勢力図は以下のようになると予想する。

■今大会の勢力図予想
A(優勝候補)
 東海大、青学大、駒大
B(メダル候補)
 早大、順大
C(シード有力)
 東洋大、明大
D(シード候補)
 東京国際大、國學院大、帝京大、
E(チャレンジ)
 中央学大、立命大、城西大、日体大、日大、山梨学大など

 平均タイムで一段抜けた存在なのが駒大。エースの田澤廉(2年)を軸にトラックでハイレベルな選手がそろい、選手層も厚い。日本インカレでは鈴木芽吹(1年)が5000m3位、加藤淳(4年)が同4位、田澤が10000m日本人トップの4位と活躍した。前回は中盤の失速が響いたが、序盤から主力級を投入し、前回7区区間賞の田澤を後半に残せれば6年ぶりの日本一が見えてくる。

 5000mで平均トップの青学大も2年ぶりの王座奪還へ戦力が充実している。10000mの平均は7位だが、それはチームとして今季レースに出場していないため。実際は28分台で8人そろえられるだけの選手層を秘めていると見ていいだろう。吉田圭太、神林勇太、岩見秀哉、竹石尚人(以上4年)、湯原慶吾、飯田貴之(ともに3年)ら経験豊富な選手がおり、5000m13分44秒31の近藤幸太郎(2年)を筆頭に下級生にも勢いがある。前回1年生ながら2区区間5位(区間新)と好走した岸本大紀(2年)がエントリーから外れたのは痛いが、それでも優勝を狙える布陣は整っている。前回は4区終了時で8位と前半出遅れたのが最大の敗因だが、それでも7区の吉田で一時先頭を奪うなど見せ場を作った。逆に前半で流れをつかめれば、中盤以降はどの大学よりも強さを発揮しそうだ。

 前回王者の東海大は平均タイムこそ6位にとどまっているが、青学大同様に主力の多くが10000mに出場していないため。5000m13分台はエントリー14人中10人を誇り、10000m28分20秒切りの名取燎太、塩澤稀夕、前回4区区間賞・西田壮志の4年生トリオはライバル校の脅威となる。日本インカレ5000m、10000m7位の塩澤は前半区間で流れを作り、西田と名取は終盤の長距離区間である7区、8区を担う公算が高い。課題は塩澤以外の前半・中盤区間か。9月に5000m13分48秒35と自己記録を更新した市村朋樹(3年)や、昨年の全国高校駅伝1区で区間上位の好走を見せた喜早駿介、石原翔太郎ら5000m13分台ルーキーの起用が濃厚。終盤の長距離区間は盤石なため、6区終了時で先頭から2分以内であれば逆転優勝が可能だ。

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  • dqps*****

    駒澤大学は全日本に関しては優勝狙える可能性が高い。4年生加藤選手、小林選手に期待。初駅伝初出走の選手が持ちタイムや練習通りに力を発揮できるか。箱根に関しては1区のハイペース、山両方があるから本番の緊張感やプレッシャーが未知数だが、全日本優勝すれば箱根も優勝はあれだが面白い。

    • crg*****

      3強に早稲田・順天堂が絡めば面白いね。早稲田の3年生コンビがトラックの力を出せれば。東洋は西山が復活しても選手層が薄いですからね。服部兄弟以降、年々弱体化してるイメージが有ります。絶対的エース相澤の力で上位キープしてたが。

      • lfxc*****

        ここ数年の1校だけ飛び抜けている大学はなく言われている通り東海青学駒澤の3強。当日のピーキング、レースの流れ、アクシデント等で順位は変動しそう。また、エース級が全て評判通りに走ってもこの3校はそれだけでは勝敗は分かれず、中堅選手やルーキーの中から繋ぎの仕事ではなく覚醒程の爆走をする選手が出てきて、如何にライバル大学からアドバンテージを奪えるかが勝敗を分けそう。

        • krxe*****

          地力が高いのは青学、東海、駒澤これは間違いないだろう。それ以外の学校はおそらく前半にエース格を投入して先手を打ち脅かしてほしい。どこか1つ3位に入れば(早稲田、明治、順天堂、東洋あたりか)箱根がより楽しみになる。

          • szg*****

            早稲田ワンチャンあるよ!1区で終戦はやめて欲しいが、前半に戦力注ぎ込んで首位で7.8区の長距離区間に入ってそこから大差つけられるのもやりきれない。エース級を2人残す選手層がないのが辛いが流れに乗って後は凌げ!声枯らしてテレビの前から応援してるよ!

            • sgf*****

              青学大、駒大、東海大かな。早大までは上位。順大はピークがこちらではないから、3強には中々。駒大と東海大は8人だから勝負が出来るならここ。ここで勝てないなら、10人の箱根も青学大だと思う。

              • ojm*****

                駒澤の久しぶりの優勝が見たいです!今年は結構チャンスかも。まあ、どこが勝っても、大会が開催される事が何よりも嬉しいです!

                • cup*****

                  青学大に、去年の高校駅伝で、1区区間賞を獲った、佐藤一世選手が入ってきたけど、どんな走りを見せてくれるんだろう?佐藤選手が、高校駅伝みたいに、区間賞獲る走りをしたら、青学大に軍配が上がりそうな気がする。

                  • pxv*****

                    順天堂もなかなか良さそう。青学の層か東海のエースか駒澤も良いね

                    • gfr*****

                      今回は順天、早大、明大あたりが怖い。優勝したら面白くなりそう。

                      月刊陸上競技

                      Posted by jinchangz