裁判員「急に目の色が変わった」…死刑判決の直後、「許されんぞ」被告暴れ法廷騒然 鹿児島・日置5人殺害公判 

 「被告人を死刑に処する」。裁判長の声が静かに響いた。日置市東市来の民家で親族ら5人を殺害したとして、岩倉知広被告(41)に言い渡された鹿児島地裁裁判員裁判で初の極刑。親族に一方的な恨みを募らせる岩倉被告はその直後、遺族に飛び掛かって取り押さえられ、法廷内は騒然となった。精神障害の影響や責任能力の程度の難しい判断を迫られた裁判員は厳しい表情。最後まで反省のない態度に、遺族は悲しみと怒りに震えた。

【写真】【関連表】裁判の主な争点と判決

 午後3時の開廷を前に、極刑の可能性があった206号法廷には重苦しい空気が漂っていた。岩倉被告はいつも通り黒のTシャツとジャージー姿で入廷。全体を見渡すように傍聴席を振り返り、これまでと違い少し落ち着かない様子だった。

 岩田光生裁判長は、岩倉被告に証言台の椅子に腰掛けるよう促し、判決理由から先に述べ始めた。死刑判決などで被告が動揺し、判決理由を聞き逃すのを避けるため裁判長の裁量として行われる「主文後回し」。速報のため記者が次々と傍聴席を立つなど慌ただしくなる中、岩倉被告は真っすぐに前を見据えて静かに聞いていた。

 親族を中心に5人が殺害され、うち2人を遺棄した凶悪事件。罪となるべき事実として、頸部(けいぶ)圧迫による窒息死など次々と5人への殺害行為が説明されると、遺族の女性はあふれ出る涙を何度もぬぐった。

 「被告人を死刑に処する」。午後3時22分、裁判長は2度主文を読み上げた。これまではきちんと履いていたスリッパを、この日は足の前に投げ出すようにして座っていた岩倉被告。裁判長が控訴に関する説明などをしている最中に突如として、被害者参加人の遺族が座っていた検察側の席を目がけて飛び掛かった。 刑務官らが数人がかりで取り押さえても、岩倉被告は暴れ続けた。突然の出来事に多くの人が身動きを取れずにいた法廷に「やめて、もう」と泣き叫ぶ遺族女性の声が響いた。

 「急に目の色が変わり、危ないと思った直後に飛び掛かっていた」。岩倉被告を正面から見続けていた裁判員は、岩倉被告に感じた異変を公判後の記者会見で明らかにした。別の裁判員も「これまでとは明らかに様子が違っていた。身の危険を感じ、身構える瞬間があった」と恐怖を口にした。

 専門家の精神鑑定結果も割れ、妄想性障害の影響による責任能力の程度などが大きな争点となった死刑判決事件。安全対策のために傍聴者全員が退廷させられた後、妄想で親族への恨みを募らせた岩倉被告が「許されんぞ」と叫ぶ声が、廊下まではっきりと聞こえていた。

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  • cbrzq*****

    これだけ反省すらしていない被告。罪の重さをも理解出来ない被告も珍しい。この類の被告には血税を使う必要がない。早期執行を希望したい。

    • gys*****

      精神障害どーこーじゃなくて、存在してても害以外何もないなら。。と思ってしまう。

    • fjadm*****

      統失おじさんに反省などあるわけ無い20年前に監視されてるとか幻聴が聞こえるとか言い出した時点で病院行っとくべきだったがここまでこじらせたら治療不可能早めに執行するのが当人と社会のため

    • ucx*****

      コストを理由に法による支配を歪めるのは不味いでしょ。

    • sonsz*****

      早期執行を願うばかり…。殺された方々は怖かったでしょう。

    • lkda*****

      刑の執行時には大暴れだろうな…刑務官の人達が大変そう。

    • rep*****

      まったくそのとおり!今日にでも執行していただきたい!

    • qgp*****

      日本は三審制なので、刑の早期執行には至らないのです、残念ながら。

    • vuq*****

      「許されんぞ」って。自分で自分に言えや。

    • jat*****

      この類の被告に血税を使う必要がないという意見には賛成だ。しかし、そのこととは全く別の問題として三審制は必要だ。この被告は犯行自体は争っていないので問題ないが、世の中には冤罪ということがあり得る。特に死刑の場合、後から冤罪だと判っても取り返しがつかない。それを避けるためにも三審制は無くてはならないものであり、そのために血税を使うのも止むを得ない。この被告に血税を使うのは、決してこの被告のためではなく、他の冤罪かも知れない被告のために必要なのである。

  • chyuc*****

    精神障害があると無罪とか減刑とか、いまだ理解出来ないんだよな。酩酊状態でも減刑とか。無意識でやってしまうなら、むしろ怖いんですけどね…

    • aleh*****

      賛成。殺意を持って殺したのなら死刑。例外はあるかもしれないがこれが一番納得できる。精神障害など関係ない。

    • rima*****

      精神障害があるから有罪で加刑なら理解できるのですけどね。反省をしない人間を社会に野放しにする責任を一般市民に担保しないで欲しいですね。

    • geyk*****

      極論言えば、未知の技術で他人に操られている人間が犯罪を犯したら?っていう問題なんじゃないかな?

    • sdnk*****

      100人に1人が発症する統合失調症だったのでしょうね。早めに発見出来ていて、きちんと薬を内服できていたら病気をコントロールできていたのではと思います。この病気はストレスでも発症しますので、だれが発症してもおかしくありません。怒りっぽくなった、独り言を言うようになった、幻聴が聞こえるなど症状が出てきたらすぐにでも病院で一度見てもらう方がいい。精神科=おかしい人が行くところではなく、他の科と同じで調子が悪いから見てもらうくらいの意識になったらと思います。やったことは責任をとるべきだと思います。いきなり命を奪われていい人なんていない。ただ、誰にでも起こりうる病気であり、同じような事件が起こらないためにもっと統合失調症への理解等が進んだらいいのにと思います。

  • bbpkw*****

    命を奪ったのは事実であれば、相当の罰を受けるのは当然。精神鑑定の名の下で無罪じゃなくて良かった、という事が証明された訳ですね。もし無罪放免になっていたらと思うと怖い。

    • auu*****

      アメリカでは精神障害の有無ではなく、再度社会に出した場合も含めた社会的損害度合いで刑がきまります。なので、統合失調症でも殺人罪のまま。児童への虐待、児童への性行為は厳罰になります。当然のことだと思っています。

    • svvbh*****

      スイッチが入ると又やりかねないからねぇ。責任能力はあるし、他の人より沸点が低くだけ。

  • mlxnn*****

    > 「急に目の色が変わり、危ないと思った直後に飛び掛かっていた」十分に理解能力があることが証明された。精神疾患ではなく、性格の問題。

    • pbo*****

      カッっとなってやった性格の問題とカルシウム不足 おそらくカップ麺ばかり喰ってたんであろう

    • hzqyl*****

      子どもの頃にカルボーン(お菓子)を買ってもらえなかったんだろう。

  • aofh*****

    「許されんぞ」つまり自分は悪いことしてないのに死刑になるのはおかしいと思ってるんですね。「おれは何も悪い事してないのに死刑判決なんて許される訳がない」そう考えてるのか!?コイツの中では殺人は許される行為になっている。こんな鬼畜の塊でもなんとか生かしてあげようとして控訴する弁護士がいるんですね。間違っても二審以降で無期懲役なんかにはしないでくれ!殺された5人の生命の重みはこの鬼畜よりも重いはず!絶対に軽視しないで欲しい!

    • xvu*****

      こんな人間に付き合わないといけない関係者の抱える心労はいかばかりかと。もう控訴棄却すべき案件。

    • xesh*****

      もう控訴棄却してさっさと執行してほしいこの調子だと最高裁まで行くだろうから、あと1・2年ぐらいはかかるだろうし

  • xpiua*****

    さっさと執行すべきですね。こういう被告人を弁護したり量刑不当で控訴する弁護士は同業として本当に理解できないですね…遺族の無念は計り知れません。裁判は遺族による復讐の場ではないのですが、行為の重大性から死刑相当は明らかなので、本当にさっさと執行すべきです、人との共存が前提である社会に生きる資格はありません。

    • jblog*****

      ヤフコメ弁護士やろ?笑

    • lsr*****

      貴方、本当に弁護士の「同業者」なのか?言ってる事が「同業者」とは思えない内容なのですが。

    • ykjn*****

      意見には概ね同意する(なお、品位は保持されたい)。国選については、「差支えですので申し訳ありません」(忙しいからムリ)などと断れます。

    • qmgdz*****

      国選弁護人は、誰もなり手がいない場合、誰かが強制的に指名されますからね。国選に指名されたけど、どうしても受け入れたくない場合、「心情的に無理です」と言う事はできるのですか?それとも「他の予定で忙しい」「家庭の都合」「最近体の具合が悪くて‥」等何らかの理由を作って逃れるしか方法は無いのでしょうか‥

    • epvtv*****

      誰かが必ずやらねばならない仕事なので、弁護につくこと自体は問題ないし、むしろ嫌な仕事を買って出てくれることは有り難いことでしょう。問題があるとしたら、『ドラえもんが何とかしてくれると思った』光市母子殺害事件のような、いかにも見苦しく知性の欠片もない弁護を行う場合です。誰を弁護するかではなく、どのように弁護するかが問題です。

南日本新聞

Posted by jinchangz